「サプライズはありません」と敢えて言う代々木第一体育館でのコンサート。
7/10(土)はあいにくチケットが取れなかった。ニュースでは大阪を拠点にNMB48始動の告知があったとか。
7/11(日)は昼夜を幸運にもゲット。昼は何とアリーナA6を一般発売で確保できたのでありがたがって出掛けたが、そうでもなかった。
それはともかく、自分的なハイライトは、ゆきりんの『虫のバラード』だった。たかみなの虫も良かったがゆきりんの虫もなかなか雰囲気があった。ミュージカルで驚いたあの音程的に安定感抜群の歌唱が、この曲に綺麗にハマっていた。オリジナルの秋元ちゃんを含めて、これで虫はAKB48全チームのキャプテンが歌ったことになる。三部作完結か。
夜は一階北のKでサイドシートということだったけどA6より良かったような気がする。全体が見渡せる点とか。曲的には二つ凄いなと思ったものがある。
一つは、SKE48の『少女は夏に何をする?』で、3rd Single(『ごめんね、SUMMER』)のアンダーガールズ。ダンスの切れに目を瞠るものがありました。あの高速振り付けをキビキビと綺麗に揃えて乱れなく踊れるってのはどういうこと?凄過ぎです。秋Pから「踊りまくれ」というコンセプトを受けているというSDN48が嘘みたいです。中心はやっぱり(?)木下有希子でこの子には「切れがいい」とかで片付けられないセンスの良さがキラキラしていてもう眩しいという感じ。そして、メンバーの動きが揃っているという「美」は、もはやSKE48のお家芸です。AKB48はそういう点ではなんでこんなにばらけた動きになるのか不思議なくらい。
そしてもう一つは、SDN48の『魅惑のガーター』でした。あの椅子芸(?)を一期二期37人での総力戦でステージ、花道、更にセンターステージと満遍なく使って魅せつける様は壮観でありました。18禁解禁の方向で有識者による検討を開始した(相撲協会かよ)とかで今後過激な部分はなくなるとか。このステージでも椅子を使って騎乗位プレーを思わせるダンスは変えられていたけどそういうことなんでありましょうか。今までSDN48がどこに向かっているのかさっぱりわからなかったけど、このステージでなんとなく見えてきたものがあります。「異世界感」とか「ドラマラス」とか「超越感」がキーワードかも。U18にも表層的には受け入れられる表現(単に「すげー」という感想しか引き出せないかもしれないような)をとりつつ、実はおとなの感性にこそより響く(楽しめる)毒のようなものが芯にある世界。それが目指すところであったらいいかも、と思いました。
最後に、次の次のSingle選抜はジャンケンで決めるという発表があり、これはおもしろいと思い、発表VTRよりメンバーの反応を双眼鏡で注視。本当におもしろかった。選抜になる条件が単にジャンケンで勝つこととわかった瞬間脱力してステージに五体投地する子までいたりして(^o^/
で、トーナメントの場所を決めるくじ引きが始まったのですが、順番に呼ばれる中でえれぴょんが突然マイクを取って辞退を宣言。会場が凍りました。そして卒業宣言。メンバーには内緒だったようで、たかみながショックで半泣き。
『さんかく』出演が切掛で思うところがあり、はっきり女優を目指すためAKB48を辞めて留学を決めたとか。9月22日の武道館ジャンケン大会には日本にいないとか。
でもどこの国へどんな留学するかまったく未定らしい。まして、選抜に入ってCD発売もこれからという今、何を急いでいるの?なんかへん。おかしい。まさか、『さんかく』の監督にへんなこと吹き込まれて洗脳された?
とにかく、トーナメントの位置に一つ空席ができ、確かはーちゃんが不戦勝と決まったような。
で、なんで今トーナメントの位置まで決めるのかもまた色々勘ぐりたくなります。完全な運まかせで選抜のようなビジネス的に重要なことを決めるとなったら、メンバーの各事務所もフザケるな!となるので各メンバーが誰とジャンケンするか先に決めたのではなかろうか。ジャンケン大会まで二ヶ月ありますから、事務所間で調整する期間もちゃんとご用意しましたよ、と。おとなの事情で調整と称する八百長があるかも。選抜16人をあらかじめ談合して各メンバーにどの大戦ではグーをだせとかパーをだせとか指示させない保証はない。あぁブラックな匂いがたまりません。が、どうなることやら。
そんなこんなのコンサートでした。
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