昨日(7/31)宮崎学氏司会のこの勉強会に参加してきた。
内富氏は90を越えるお年で宮崎氏の著作『万年東一』に見る突破な姿とは違い、さすがに丸い雰囲気ではあったが、当時のエピソードを語られるその内容には凄まじいものがあった。今だからこそ私のような者もこういう機会を得てお話しを聞けるということだろう、と思った。
小説に関して確認できた一番面白かった事が二つ。まず万年東一氏の女に間男した男の腕をぶった切ったエピソードはフィクション。そしてライカビル襲撃様子はノンフィクションとのこと。
参加者からの質問で出た一番興味深かった話は「今の若い者はお金に汚い」というお話し。具体的にいろいろあったが、金を得た者が勝ち組、得られない者が負け組み、という価値観に捉えられ過ぎだろうという事。小説の中でも語られる万年東一氏の姿では金に執着しない、またそれ故に清清しくあるというエピソードは多々あるが、内富氏の語りで直接聞いていると強い説得力があった。こういうインパクトは直にお会いしてこそ得られるもので、まさに参加して良かったと思う。
会自体は二時間くらいで終了し、二次会は宮崎氏と共に檸檬屋で。宮崎氏からいろいろお話しはあったが、今一番面白いのは郵政民営化にからむ政局ではなく、山口組組長交代の先にあるものだろう、とのこと。詳細を書くのはためらわれるのでやめておくが氏ならではの興味深い読みが披露された。
有意義な一日だったと思う。
内富の叔父さんの名前をみつけコメント・・・
今もお元気で居てくれたらな・・・
^^
投稿情報: みちる | 2012-02-12 03:26