東京秋祭り二日目夜公演直前にレコード会社の偉い人がスクリーンに登場し、既にお披露目されていた『Beginner』のPVをそのままDVDに収録することを断念したと発表された。最近のファン購買層の若年化に配慮してのこととか。発表の後、これが最後と思われるPV完全版が放映された。非常にインパクトのある表現で無機質で乱暴な仮想世界から忘却されていた生身の人間性を回復する物語で個人的には凄い好きだが、子供には刺激が強いだけで何も伝わらないかも。 『悪魔の握手会』のビデオの冗談がメジャー化して通じなくなって来た、とかつて秋元Pが嘆いたが、その延長で作品表現まで自由にできない段階に入ってしまったように思えて寂しい。無用な配慮とあえて突き進む道もあったろうに無難な道を選んだようで残念でも在る。自分的には、今後のAKB48への期待値は暴落した。 今日がピークだった、と後日思い出したりしたくはないが。
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