断食がここ数年の倣いとなっていたが、今年はやめるつもりでいた。去年筋肉減少が脂肪減少のほぼ倍になる結果をみたからだ。ところが先々週の土日に風邪で臥せってなんとか月曜日に回復したところでスイッチが入ってしまった。唇がチャックとなり閉まったような感じに陥り何も食べられない自分になっていた。そうなるともうそれが普通のようになり、日々衰弱していくことがむしろ快感に近くなってしまった。
で、今回はとにかくやたらに眠い。昼休みはソファーに沈んで一時間は眠る。電車で座るとまた眠る。休日にいたっては殆ど眠っている。それでもまだ眠い。熊なんかの冬眠はこんな感じかもしれない。勿論日に日に衰弱してくる。今やちょっとした階段でも登るのが辛い。 既に一週間を越えたが、いずれこの状態が終わった時の胃袋を元に戻す時の辛さが思い起こされてきた。元々やらないつもりだったのだから正気に戻ってそんなめに遭うのは理不尽…。との思いで朝と昼か夜に小さなワンカップのヨーグルトを食べるようになった。これで間欠的に毎日少しだけ胃袋を働かせる。 経験的には二週間過ぎればスイッチが切れるのではないかと考えている。でもお金はかからないし異世界を漂うような心地よさはあるしで今は無理矢理スイッチを切る気は起きない。肉体的には筋肉のやせ細った力ない老人状態が続く。
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