先日の日曜日(10/10)、久しぶりに月蝕歌劇団の芝居を観にザムザ阿佐ヶ谷へ出かけた。大槻ケンヂの原作は読んでいないが彼の妄想を月蝕的演出で練り回し若い女優達のそこはかとない色気と一途な語りで飾りましたという以上なんら感慨の湧かないものだった。自分が月蝕独特の芝居に飽きてきたのかもしれない。
その後の詩劇ライブ「魔少女凍結」も観たがザムザの奥の席に押し込められた(いつものことだ)が、後ろに余裕があったのでだらしなく寝そべって天井裏から舞台を覗き見るような感じで観ることになった。月蝕のライブは少なくとも唄を聴くためのものではない、ということはこれまで何度か観てわかっていたのだが、それにしてもなんだかパッとしない。ダルイ感じで寝そべって観られたのは丁度良かったかもしれない。
制服向上委員会の橋本美香が体調不良で欠席だった。コンビの松尾真冬も欠席で月蝕の面々が前半と後半の間の衣装替えにやるはずだった二人の歌の時間に穴が開いた。彼女らを観る為にチケットを買った身には納得いかなかった。代わりに高取英が一瀬めぐみと共に出てトーク。来年は20周年でどうとかと言っていた。「家畜人ヤプー」の再演から始まるらしい。
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