カウンターの攻防

それはキリンシティSTN店での先週の事。

カウンターでいつものように呑んでいると、隣にやってきた若い女性。これが気を惹く行動様々。まず、シーグラムジンを注文して一気にあおる。次いでビールをどんどん注文。フードメニューの上にお手拭を置いて平然としているので、「メニュー見せていただいていいですか」と声をかけて自分の注文をする。思えば、ここからバトルは始まっていた。

「フォークを使わせていただいていいですか」と、彼女との間にあるそれを問う。いいに決まっているだろう。「勿論です」。そこから会話が始まった。なんでも、ドイツを始めに欧州いろいろ留学して今コンサルタント会社にお勤めだそうな。あー、そうですか。でここのお店は?

初めてだそうです。会話の調子が良すぎるので「S学会の勧誘とか御免ですよ」と冗談めかして告げると笑って「違いますよー」と言う。しかし、トイレに席を外して戻ると店員さんが、これこれをお客様の会計に入れるようにとのことですがよろしいですか? とか言う。何様だろうか。勿論拒否。時間差でトイレに行って戻ってきた彼女に「帰るから」と告げて会計して店を出る。

なんだか、腹が立つやらがっかりするやら。しかし、何者だったのだろうか、彼女。

がっかりが大きいかな。