一曲目、75位の「あなたとクリスマスイブ」星野みちる&折井あゆみはよかった。というかよかったのが目白押しで75位から51位まで続くという意外な展開だった。
本日一番の出来は、60位の「僕とジュリエットとジェットコースター」での大島優子ちゃんで、その勢いにのっているというか勢いを先導しているかの動きの前のめり感とキレの良さは目が覚める様で驚嘆した。凄いとしか言い様がない充実感。
曲としてグッと来たのは72位の「森へ行こう」で、歌詞の禁じられた森という比喩が歌の中で、またステージを観る内に物語へと膨らみ、終に自分が取り込まれてその幻惑の内に涙が出てくるほどだった。歌詞も凄いし彼女らのパワーもあるし、音も上等、それにステージの光の演出が一体となってファンタジーになっていた。
光の演出といえば、58位の「涙売りの少女」も、バックは青、メンバーを照らすのは暗い赤、というのが雰囲気あった。リリースしたCDより時が経ってメンバーの唄も進化しているし雰囲気という点ではレベル高くて良かった。
一曲一曲心地よかったが、フロアでの立ち見は最初辛いかなと思ったものの、次から次へと出てくるMCの楽しさにそれも忘れた。今井優ちゃんが佐藤夏希ちゃんに絡んで、劇団NYをやったのも面白かった。「あたしが辞めた途端に野呂さんとなちのんかよ」みたいなところには笑った。
アンコールで、渡り廊下走り隊の「初恋ダッシュ」のお披露目があった。曲調が何とかふうなんだが、そのなんとかが言葉として思い出せない。これまでのAKB48にはなかった方向で。
最後に推しの絶賛を書くと、高橋みなみちゃんが客からのガサツな声を力強く捌いてMCを進める姿に感動した。逞しくなったなぁ、と。そして59位「十六人姉妹の歌」での小林香菜ちゃんの縦横無尽ぶりがかっこよかった。パネルなしでどうするのかと思ったら生身のメンバーがパフォーマンスしていた。彼女ら曰く「実写」だそうな(笑)
楽しかった。また明晩!
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