ラスト、3回目のステージは同じく11月4日の夜の部となった。
1回目とおなじくオリジナル構成だが、だいぶ慣れてきたのか全員で動き回るあたりも各メンバーが全体の中の自分の位置を考えているようにも見えた。後半の4曲連続するところだがおまけに1回目よりパワーアップしている。
MCでよく言葉にするメンバーがいたが、確かにいろいろかわいい衣装を着て大きなステージで歌うことが楽しくてならない、という感じが素直に出ているようだった。
演目終了後、戸賀崎さんがステージに登場して来年度の組換えについての発表があった。ばら組、ゆり組に分けるらしく、ステージ左右にプラカードが立ち、メンバーが一人づつよばれてそれぞの下へ別れていく。別れ別れになり泣くメンバー、また一緒になって喜ぶメンバーなど悲喜こもごも。年内にチームAは4thシーズン、チームKは3rdシーズンのステージがあり、新たにチームBが新人で発足するというからこの組み分けは来年とは言え4月以降にチームBの新しいメンバーも振り分けて出発するのではなかろうか。
思ったのだが、これはコンサートの最後にやるべきではなかったのではないか。コンサートをやり遂げた嬉しさのまま幕を下ろしてあげればいいのに、ということ。発表が終わり、戸賀崎さんがステージから消えるとメンバーはばらばらと力なく捌けて行く。それでも最後の最後に誰だったかメンバーの一人が我に返ったのか「今日はありがとうございました」とマイクを通して締めを示すと捌けて行ったメンバー達も戻ってきてお辞儀をしていた。それくらい動揺を与えることだったようだ。その様から見ても、あそこであの発表は良い構成とは言えなかっただろう。
ともあれ、AKB48は一つの山を立派に越えた。また劇場での毎日だががんばってそれぞれの夢を適えていってほしいものだと思う。とりあえず、お疲れ様。
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