1990年のものを中野の音楽専門の古本屋に持ち込んだところ、傷物を除いた10冊で2600円で売れた。 この頃の記事ではX、筋肉少女帯、BUCK-TICK、たま、有頂天、etc...が誌面を賑わせている。写真の傷物では、当時『親指姫』をリリースした山瀬まみのインタビュー記事が掲載されていたりする。もう16年も前の事だ。ついこの間の事の様に思えるのだが、確かにそれ相応の今がこれらのバンドの面々にはある。 で、当時のライブハウスに集っていたにーちゃんねーちゃん達はどうしているのか。俺はすっかりロック系のライブからは遠去かったが、基本的になんも変わらんかもしれない。 判型がもっと小さい頃の同誌もしこたまあるんだけど、と店の人にきいてみたが、それは反って安くなり一冊数十円だとか。高円寺、阿佐ヶ谷、中野界隈には持ってる人が山程いるので価値が低いのだそうだ。思い出はいろいろあるが、借家住まいでは持っているだけで金が掛かる事に最近耐えられなくなって来たので早急に全部処分したいが、なんだかそう言われると雑誌が可哀相になってきて少なくともここには売れないなとか思った。
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