3/21 2005 東京・北沢タウンホール
第369回「制服の日」 New SKi's Spring Concert 14:00〜
第370回「制服の日」 最終章!純愛・寿隊 17:00〜
第369回の方は、先月の卒業式の後の新構成での制服向上委員会の割とスタンダードな公演。梶原光ちゃんが受験休暇より復帰、古賀美雪ちゃんがOGより現役に復帰ということで、卒業した吉田梢ちゃんと退会した高田唯ちゃんの穴を埋めて余りあるがんばりを見せていた。
そして第370回の方が本日の要で制服向上委員会内のユニット「寿隊」十周年のスペシャルライブ。OGの吉田梢ちゃん、高橋里奈ちゃん、遠藤舞香ちゃん、そして秋山文香ちゃんが特別出演でなんと寿隊史上最多の十人編成でのライブとなった。「寿隊」というユニットはSKiに多々あるユニットの中でももっとも激しく、熱いユニットと思う。自分的には秋山文香ちゃんの二年ぶりのステージ復帰に目頭が熱くなるのだったが、全体に十年という積み上げの分厚さが凄いという出来で圧倒された。例えばある曲でメインボーカルの松尾真冬ちゃんに途中から二代目隊長の秋山文香ちゃんが入れ替わり、さらに2.5代目(この微妙な数字の意味はあえて端折るが)遠藤舞香が入れ替わるというトリプル・メインボーカルという場面があり、OGが現役を圧倒するくらいの実力のステージングであった。ブランクによるレベル落ちが全然ない。黒帯がうじゃうじゃいる空手かなにかの道場みたいに凄いものがある。十年続くとこういうことがあるのか、と感慨深い。
現隊長の河野玲奈ちゃん、最後のステージ挨拶で泣いていた。これだけ凄いOGが終結し、これだけ充実したステージができたからだと思うが、それは見ていたこちらも十分頷けるものだった。
ここで、古賀美雪ちゃんに続き誰か、いやはっきり言って秋山文香ちゃん再復帰とか発表されるかと期待していたがそれはなかった。高橋里奈ちゃんとかまだ15才で美雪ちゃんより年下でどうか、とも思っていたがそれもなかった。
寿隊10年、そしてSKiは今年13年目を走っている。
ともあれ、個人的には、秋山文香ちゃんの元気な姿がなにより喜ばしかった。思い起こせば、あの悲惨な二回目のお別れ会から、よくぞ元気を回復したものだ。本当によかった。
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